データ入稿とは?

印刷業界もデジタル化が進み大量の印刷物を格安で用意できるようになりました、一方で今まで代理店や業者に一任していいたことが、お客様で対応しなければならないことも増えてきました。原稿の管理、修正、や印刷業者を変更しても同じチラシを刷る為には基礎知識が必要です。適切な印刷原稿を入稿することで、希望日に納品する事が可能です。

対応可能な入稿方法と注意点

Adobe PDF入稿おすすめ

PDF入稿のメリット

PDF入稿はどの環境でデータを見ても同じ状態で確認ができる事が最大のメリットです。認識のずれが少なく、書体や位置が変わることもありません。イメージ通りの印刷を仕上げることが可能です。また多くのデザインソフトで互換性があるため、どなたでも入稿しやすい事がメリットです。

PDF入稿のデメリット

PDFデータは認識のズレが少なく、確実なデータ入稿ができる反面ちょっとした修正が必要な時に対応ができません。またパソコンによる微妙な色の違いやDICなどの色指定ができない事もデメリットの一つです。企業カラーにこだわった印刷をご希望の場合は別の入稿がおすすめです。

PDF入稿の注意点

データの作成や修正が必要な場合に制作者に依存指定します。その為制作者の印刷の基礎知識が必要になります。絶トンボや、RGBとCMYKの違いなど印刷の知識をもって作成しないと、仕上がった色が違っていたり、入稿日が遅れてしまったりする場合があります。

Adobe イラストレーター入稿

AI入稿のメリット

イラストレーターの最大のメリットは、色やフォントなど細かな指定が可能で、完全なデータであれば依頼者、製作者、印刷会社の認識を共有できる点です。問題があった際も印刷会社側で修正が可能で納期の問題がおきにくい事も特徴の一つです。

AI入稿のデメリット

主なデメリットはソフトの導入費用が高い点です。年間で8万円近いソフト代と、デザインソフトを扱える技術者が必要になります。頻繁にチラシを製作する企業であれば導入する価値はありますが、個人商店などでは維持費と管理費が費用対効果に見合わない場合があります。

AI入稿の注意点

主な注意点は入稿に必要なチェック項目が多い点です、バージョンの確認、文字のアウトライン、トンボ作成、RGBやCMYKの色合わせ、画像のリンクなや埋め込みなどを確認する必要があります。また加工処理や仕上り線など実線で書かないように注意が必要です。

Adobe フォトショップ入稿

psd入稿のメリット

フォトショップは写真の修整がしやすく、合成画像や、特殊なグラフィックを作りやすい事が特徴です。特にベース写真にグラフィックを乗せ換えたようなデータ多く使う原稿はフォトショップでのデータ入稿がおすすめです。

psd入稿のデメリット

デメリットはデータ容量が大きなりやすく、手の込んだデザインを造る際は入稿を受け付けることができない会社も出てくる点です。フォトショップは素材を作り、イラストレータに埋め込んで入稿することをお勧めしています。

psd入稿の注意点

画像の解像度を350dpi以上で作成してください。またフォトショップは修正の際にレイヤーを細かく調整することが多い為、隠したレイヤーを戻し忘れる事も多いです。フォントや、トンボRGB、CMYKの変換なども漏れがないか注意が必要です。

office データ入稿

office入稿のメリット

office製品で原稿を作るメリットは何といっても使いやすさです。普段から触りなれたソフトでデザインを作ることができるので気軽に作ることができ、別にデザインソフトを購入したりする必要もなく、低コストでデザインを作ることが可能です。

office入稿のデメリット

デメリットはデザイン専用のソフトではない為、互換性が少なく、印刷可能なデータにするにはいろいろと細かな設定をする必要がある点です。特に色に関してのトラブルが多くなります。フォントも埋め込み作業をする必要が出てきます。

office入稿の注意点

デザインは仕上がりをキレイにするために、上下左右3㎜大きく作成します。3㎜大きく作った部分は断裁されてしまう為重要な情報をがかからないように注意しましょう。また色味はRGBで作成する事が多いため、PDFに変換し色味の確認を行いましょう。

印刷入稿基礎知識

トンボ・立ち落とし

トンボはカラー印刷に際に複数の版の位置を合わせるために使います。また四隅には断裁位置を示すトンボが付きます。この二つを総じてトンボいいます。トンボがないと版の位置がずれた際にチラシが見にくくなったり、断裁の仕上がりがずれてしまう事があるため必ず入稿の際にはトンボをつけて入稿しましょう。

塗たし

塗たしとは断裁をする際に、縁をきれいに仕上げるために、立ち落としても良い部分をつけ足すこを塗り足しと言います。ぴったりのサイズで作ってしまうと、断裁の際に極わずかなズレで白い縁が出てしまい、見た目が悪くなってしまう事を防ぎます。枚数をまとめて断裁をする場合、1番上と1番下の紙には、かかる圧力が変わるため必ず若干のズレが生じます。このずれをカバーするために塗り足しをつけておきましょう。

アウトライン

アウトラインとは文字の書体を画像化またはイラスト化して、どの環境でデータを開いても見た目が変わらないように、固めてしまう事をアウトラインといいます。一度アウトラインをかけてしまうと、自分のパソコンでもテキストの修整ができなくなってしまう為、最終チェックが終わった後にアウトラインを行い、必ず別名で保存するようにしましょう。

RGB

RGBとは光の三原色といわれ、テレビやパソコンのモニターなど自らが発行し3つの原色を混ぜることで多彩な色を表現します。表現できる色の幅が広く蛍光色に近い色も表現する事が可能です。RGBデータあくまでモニター上のデータで実際に出力することはできません。

CMYK

CMYKはシアン、マゼンタ、イエローの3色に黒を混ぜた4色で多くの色を表現します。印刷物は自ら発光するものではない為CMYKにて作られます。RGBに比べ表現できる色の幅が狭い為、RGBデータをそのままCMYKに変換するをくすんだ色に変換されることが多い為、注意が必要です。